グループの事業内容 FALCO Group Business.

臨床検査事業

品質保証体制について

当社は、品質重視を基本理念とし、2001年10月1日には中核ラボである総合研究所において臨床検査施設の精度管理面で世界的権威のあるCAP(College of American Pathologists:米国臨床病理医協会)のラボ認定を取得しました。さらに総合研究所は、2006年8月30日に、臨床検査室の品質と能力における特定要求事項を定めた国際規格ISO15189の認定を取得しました。 また、正確性・迅速性を維持・強化するため、検体の受領から報告までの作業を標準化・自動化するなど、多面的な品質保証体制を構築しております。

品質方針

  1. より速く、より正確な検査をもって広く医療に貢献する。
  2. 顧客の要求を満足させる検査技術を追求する。
  3. 検査の受領から報告まで、全ての工程の品質を追求する。
  4. 品質保証の機構を持ち、改善への限りない挑戦をする。
  5. ISO15189:2012に基づく品質マネージメントシステムを遵守する。
  6. 検査室が提供するサービスの適用範囲は、臨床検査及び治験検査業務とする。

研究開発について

 医療の進歩は目覚しく、より迅速・正確な検査情報に対するニーズは高まる一方です。当社では、最新の医療情報を収集・分析するとともに、検査現場で培ったノウハウをもとに、新しい検査項目を導入したり日常検査の改良を行うなど、新規検査項目や検査技術に関する研究開発に積極的に取り組んでいます。  検査工程改善の研究では、大量検体の処理工程と精度管理の技術をもとに、複雑で多様な依頼を正確に無駄なく迅速に処理するシステムの構築を実現しています。さらに、依頼から結果報告に至るまでの手順、報告形態、書式などにも工夫をこらし、医療機関等のご要望に応えられるように研究を重ねています。

教育・研修について

 社員一人一人のスキルアップや品質改善を図るためのQI(Quality Improvement:品質改善)活動目標を設定し、活動しています。QI活動による成果は、社内の学術研究発表会や学会などの場においても発表しています。
 全ての社員は、技能の向上と知識の習得に努めなければならず、人事制度・教育体系に沿って教育・研修が行われます。また、外部の資格認定制度や各種学会参加、海外研修など幅広い研修による人材育成を行っております。

精度管理について

 臨床検査の信頼性は精度管理の良否で判断されます。一般的に「精度管理」といえば検査工程の質を保持するための内部および外部精度管理を指しますが、当社では「検査工程」の段階以外に「検査前工程」および「検査後工程」の精度管理にも注力しています。
 臨床検査会社の場合、病院内の検査室と異なり、医療機関と当社の検査現場との間に物理的距離があるため、検体採取から搬送、前処理までに検体を変質させないための「検査前の精度管理」が重要となります。さらに「検査工程における精度管理」として、管理血清を用いた装置・試薬などの検査工程の管理に加え、測定結果による項目間相関、過去のデータとの比較、異常値の確認などを実施し、管理血清だけでは見逃される測定工程をチェックし、検体個々に信頼性の保証を行っています。また、「検査後の精度管理」として検査後の、パニック値の迅速な報告や、異常値の解釈の支援にも取り組んでいます。

品質監査について

 当社には、中核ラボとしての総合研究所、基幹ラボ6施設、地域ラボ26施設の合計33のラボがありますが、それぞれ各都道府県の行政立入調査を定期的に受けています。また、財団法人医療関連サービス振興会が主催する認定立入調査にも積極的に参加しています。さらに、総合研究所では世界的な認定機関であるCAP(College of American Pathologists:米国臨床病理医協会)の査察を受け、認定を取得いたしており、また、臨床検査室の品質と能力における特定要求事項を定めた国際規格ISO15189の認定も受けております。
 一方、内部監査として独自の品質監査を実施しており、業務の実施状況や品質改善状況を厳しくチェックし、継続的な改善を行っています。

品質改善について

 当社は、顧客満足度の向上を図るために、顧客ニーズの収集と分析に努めるとともに、顧客とのコミュニケーションを大切にした活動を展開しております。 苦情に対しては、どの工程に原因があるのかを調査し、改善策および再発防止策による工程の改善を行うとともに、過誤管理システムによるミスの未然防止と発生要因の予防対策をとっております。その改善状況については、品質監査において客観的に検証し改善指導や勧告を行っています。

設備管理について

 設備管理は、ラボの品質及び安全性に関わる最も基本的な取り組みであり、実験用水、電気系統、温度・湿度、廃水・廃棄物、清掃状況など検査のインフラに関わる管理を強化するとともに、バイオハザード設備(安全キャビネット、P-3レベル実験室など)を設置するなど、作業の安全性を重視した環境を整えています。
 また機器管理においては、当社独自の機器保守を行う専門の部署を配備し、自ら保守を手がけるとともに、検査担当者に対して機器保守に関する技術指導を行うなど、総合的な機器保守管理を実施しています。また、コンピュータシステムには定電圧定周波装置やバックアップのためのバッテリー設備を備え、ラボの安定稼働を支えています。