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コリンエステラーゼ(ChE)

cholinesterase 

分類 生化学的検査 - 酵素活性検査

検査コード 0081-000000
JLAC10 3B110-0000-023-272-01 
検体量 血清 0.6mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 JSCC標準化対応法  基準値 213~501    
U/L
実施料 11点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 コリンエステラーゼ(ChE) 

臨床的意義

・コリンエステラーゼは、加水分解酵素の1つで、生体内には生理的機能、体内の分布、酵素学的性質の異なる2種類のコリンエステラーゼが存在します。
・1つは偽性コリンエステラーゼで、血清および肝、膵に多く存在します。一般的に測定しているのはこの酵素です。
・もう1つは真性コリンエステラーゼで、神経組織や赤血球膜に多く存在し、一般には「赤血球コリンエステラーゼ」という項目名で検査されています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常低値:肝硬変などの肝機能障害、悪性腫瘍、心筋梗塞、慢性消耗性疾患、慢性感染症、栄養障害
・極低値:重度の非代償性肝硬変、有機リン中毒、遺伝性欠損症
・異常高値:ネフローゼ症候群、脂肪肝、糖尿病、甲状腺機能亢進症

検査値に影響を及ぼす要因

・異常低値の検体が集中する場合、検体への駆虫薬の混入を疑う

保険点数