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CK(CPK,クレアチンキナーゼ)

creatine kinase (creatine phosphokinase) 

分類

検査コード 0143-000000
JLAC10 3B010-0000-023-272-01 
検体量 血清 0.6mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 JSCC標準化対応法  基準値 男:38~196
女:30~172    
U/L
実施料 11点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 クレアチンキナーゼ(CK) 

臨床的意義

・CK(CPK)は、転移酵素の一つで、骨格筋に最も多く含まれ、次いで心筋、脳などに多く含まれます。また、CKには細胞内局在の異なるアイソザイムが存在します。
・1つは細胞上清分画に存在するCKアイソザイムで、もう1つはミトコンドリア分画に存在するCKです。
・日常検査で測定される血清CKは、前者の細胞上清分画のCKで、そのアイソザイムにはCK-BB、CK-MB、CK-MMの3種類の存在が知られています。
・これらのアイソザイムは臓器特異性が比較的高く、CK-BBは主に脳、子宮、腸管に、CK-MBは心筋に特異性が高いです。また、CK-MMは骨格筋に多量に存在しますが臓器特異性は乏しいです。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:骨格筋疾患、心疾患、悪性腫瘍、妊娠

検査値に影響を及ぼす要因

・未遠心保存・溶血で高値傾向

保険点数