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頸管膣分泌液中癌胎児性フィブロネクチン

oncofetal fibronectin in cervical mucus 

分類 内分泌学的検査 - 性腺・胎盤機能検査

検査コード 0186-000000
JLAC10 5C111-0000-067-023-11 
検体量 頸管膣分泌物  採取容器 Q11
保存条件 必凍  所要日数 3~6 
検査方法 EIA法  基準値 (-)    
実施料 204点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 癌胎児性フィブロネクチン定性(頸管腟分泌液) 

検体取扱・備考

検体の採取方法は別表をご参照ください。

臨床的意義

・癌胎児性フィブロネクチンは、羊水、胎盤・脱落膜組織、悪性腫瘍に多く含まれていますが、子宮頸管粘液や膣分泌液中には通常認められません。
・従来、破水の診断や早産の予知は困難とされてきたが、頸管・膣分泌液中の癌胎児性フィブロネクチンの測定により可能となりました。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:破水、早産、切迫早産

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 癌胎児性フィブロネクチン定性(頸管腟分泌液)は、破水の診断のために妊娠満22週以上満37週未満の者を対象として測定した場合又は切迫早産の診断のために妊娠満22週以上満33週未満の者を対象とし実施した場合のみ算定する。

膣分泌液中インスリン様成長因子結合蛋白1型(IGFBP-1)及び癌胎児性フィブロネクチン定性(頸管膣分泌液)を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。