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LDLコレステロール

low density lipoprotein cholesterol 

分類 生化学的検査 - 脂質関連検査

検査コード 0245-000000
JLAC10 3F077-0000-023-271-01 
検体量 血清 0.6mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 酵素的測定法  基準値 70~139    
mg/dL
実施料 18点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 LDL-コレステロール 

検体取扱・備考

基準値上限は動脈硬化性診断基準より引用。

参考資料

動脈硬化性診断基準        

臨床的意義

・LDLコレステロールは、LDL(低比重リポ蛋白)に含まれるコレステロールのことです。肝で合成されたVLDL(超低比重リポ蛋白)は循環血液中でリポプロテインリパーゼと肝性リパーゼの作用を受けてLDLに代謝されます。
・LDLは末梢組織へのコレステロールの転送および末梢組織でのコレステロールの代謝の調節に関与しています。
・LDLは最も強力な動脈硬化惹起性を有するリポ蛋白で、その主要な成分であるLDLコレステロールを調べることにより、動脈硬化性疾患の主な危険因子を把握することができます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:ネフローゼ症候群、家族性高コレステロール血症、家族性混合型高脂血症、糖尿病、肥満、閉塞性黄疸
・異常低値:肝硬変、家族性低コレステロール血症、甲状腺機能亢進症、先天性無β-リポ蛋白血症、慢性肝炎

検査値に影響を及ぼす要因

・エストロゲン製剤やステロイド製剤投与で高値傾向

保険点数

注 釈 HDL-コレステロール、総コレステロール及びLDL-コレステロールを併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。

包括など 生化学的検査(I)〔血液化学検査〕包括    
管理料,他 手術前医学管理料   手術後医学管理料   慢性維持透析患者外来医学管理料