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抗RNP抗体  【FEIA法】

anti-ribonucleoprotein antibody 

分類 免疫血清学的検査 - 自己免疫関連検査

検査コード 0348-000000
JLAC10 5G066-0000-023-023-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 FEIA法  基準値 3.5 未満 陰性
判定基準:   基準値関連  
U/mL
実施料 144点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 抗RNP抗体定量 

検体取扱・備考

同一項目のFEIA法(定量)とオクタロニー法(半定量)を併せて行った場合は、いずれか一方のみ算定し、包括の規定に係る項目数は1項目になります。

臨床的意義

・抗RNP抗体は、リボ核蛋白に対する抗体です。
・SLE、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎の臨床所見が重複して認められる混合性結合組織病の標識抗体です。
・オクタロニー法は半定量、FEIA法は定量検査です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:
混合性結合組織病の全例
重複症候群の60~80%
全身性エリテマトーデス(SLE)の30~50%
強皮症の5~30%
多発性筋炎/皮膚筋炎の約10%
シェーグレン症候群の20~30%

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数