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尿蛋白定量

uric protein, quantitative 

分類 一般検査 - 尿検査

検査コード 0519-000000
JLAC10 1A015-0000-004-271-01 
検体量 蓄尿 1. 0mL  採取容器 U1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 ピロガロールレッド法  基準値 120 mg/day 以下
(随時尿:10 mg/dL 以下)    
実施料 7点 判断料 尿・糞便等検査(34点) 
保険収載名 尿蛋白 

検体取扱・備考

[出検時の注意]
24時間蓄尿の場合は、検査依頼書に尿量を記入してください。

臨床的意義

・尿中に排泄される総蛋白質を定量します。
・尿蛋白は健常人でもごく微量(数十mg/day)認められますが、試験紙法では陰性です。
・一般に1日総蛋白排泄量が150mf以上を病的蛋白尿と呼びます。
・血漿蛋白が病的に増加した場合(腎前性蛋白尿)や腎機能障害の場合(腎性蛋白尿)、尿路系疾患に由来する場合(腎後性蛋白尿)があります。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:
腎前性蛋白尿:筋破壊性疾患、溶血性貧血、多発性骨髄腫など
腎性蛋白尿:①糸球体障害(糸球体腎炎、IgA腎症など)②尿細管障害(Fanconi 症候群、Wilson 病など)③急性・慢性間質性腎炎
二次性腎疾患:ループス腎炎、糖尿病性腎症、アミロイド腎など
腎後性蛋白尿:前立腺炎、膀胱炎、結石症、腫瘍など

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

管理料,他 手術後医学管理料