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血糖(グルコース)

glucose, plasma 

分類 生化学的検査 - 糖代謝検査

検査コード 0522-000000
JLAC10 3D010-0000-022-272-01 
検体量 血漿 0.6mL  採取容器 F
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 ヘキソキナーゼ G-6-PDH法  基準値 (空腹時)60~109    
mg/dL
実施料 11点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 グルコース 

臨床的意義

・グルコースは、生体内に存在する糖質の中で最も重要なエネルギー源です。
・特に中枢神経系では、唯一のエネルギー源であり、低血糖状態では生命が危険になります。
・健常者では血糖は食事による消化管からの吸収、肝での代謝、筋肉や脂肪などの末梢組織での利用、インスリンをはじめとするホルモンによる調節など諸因子により一定レベルに保たれています。これらの調節因子のどこかに異常をきたしている場合、血糖値は異常となりま
す。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:糖尿病、末端巨大症や甲状腺機能亢進症などの内分泌異常
・異常低値:インスリノーマ、副腎機能不全、肝硬変、インスリン・経口血糖降下薬の過剰投与

検査値に影響を及ぼす要因

・食後では高値傾向
・糖質コルチコイド剤・甲状腺ホルモン剤の投与で高値傾向

保険点数