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尿中硫酸抱合型胆汁酸(USBA) 新生児

urinary sulfated bile acid 

分類 生化学的検査 - 脂質関連検査

検査コード 0715-000000
JLAC10 3F126-0000-001-271-01 
検体量 尿 1.0mL  採取容器 U1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 酵素法  基準値 5.00 μmol/L 以下
55.00 μmol/g・CRE 以下    
実施料 57点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 尿中硫酸抱合型胆汁酸測定 

参考資料

臨床的意義

・尿中硫酸抱合型胆汁酸は、血中の胆汁酸が上昇した病態(肝内胆汁うっ滞・胆管閉塞など)の時に、過剰な胆汁酸を体外(尿中)に排泄させる目的で、肝臓で生成されます。
・血中の総胆汁酸が上昇すれば、尿中硫酸抱合型胆汁酸も上昇します。
・尿で検査ができるので、採血しづらい新生児の胆道閉塞症のスクリーニングに有用です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:急性肝炎、活動性慢性肝炎、肝硬変、肝内・肝外胆汁うっ滞、新生児胆道閉鎖症

検査値に影響を及ぼす要因

・アスコルビン酸の影響を受ける場合がある

保険点数

注 釈 肝胆道疾患の診断の目的で尿中硫酸抱合型胆汁酸測定を酵素法により実施した場合は、コレステロール分画に準じて算定する。ただし、胆汁酸を同時に測定した場合には、いずれか一方の所定点数のみを算定する。