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薬剤によるリンパ球刺激試験(D-LST) 4薬剤
drug induced lymphcyte stimulation test
分類 | 免疫血清学的検査 - リンパ球幼若化試験 |
検査コード | 0784-000000 |
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JLAC10 | 5I014-1304-019-814-49 |
検体量 | 全血 27.0mL2.0mL(H1 3本) | 採取容器 | H1 |
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保存条件 | 常温 | 所要日数 | 11~14 |
検査方法 | 3H-サイミジン取り込み能 | 基準値 | ≪判定基準参考値≫ 基準値関連 |
実施料 | 0点※ | 判断料 | なし |
検体取扱・備考
[予約検査]
受付曜日:月~金。休日の前日は受付できません。
[検体取扱い上の注意]
採血当日中にご出検ください。
リンパ球が少ない場合は多めに採血してください。(1薬剤で500万個のリンパ球が必要となります。場合により検査に必要なリンパ球が得られず、検査不能となる場合があります。目安として白血球数が3000mm3以下の場合は倍量程度を採血し、ご提出ください。)
[[出検時の注意]
1)1薬剤で500万個のリンパ球が必要となります。場合により検査に必要なリンパ球が得られず、検査不能となる場合があります。
2)目安として白血球数が30×102/μL以下の場合は倍量程度を採血し、ご提出ください。
3)2項目以上ご依頼の場合は、必ず優先順位をご指示ください。
4)血液と同時に依頼対象の薬剤もご提出ください。(錠剤:1錠、カプセル:1カプセル、粉末:1回投与量程度、リキッドタイプの飲み薬:0.5ml程度、注射薬:1バイアル・1アンプル)
5)座薬、皮内反応注射液は検査できません。
6)ヘパリンが起因薬剤と疑われる場合は、D容器をご使用ください。
※保険算定:薬疹の原因と考えられる医薬品を用いて実施した場合は、「リンパ球刺激試験(LST)(一連につき)」にて算定。
臨床的意義
・薬剤によるリンパ球刺激試験とは、特定薬剤の刺激によるリンパ球の幼弱化反応を利用した、薬剤性アレルギー反応の検査です。
・薬剤アレルギー症状が見られても、発症直後は陰性であることが多く、陽性になるのは、1~2 ヵ月後です。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:薬剤性肝障害、薬疹、薬剤性大腸炎、薬剤性肺炎、接触性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などの起因薬剤
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし