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DUPAN-2

pancreatic cancer-associated antigen-2 

分類 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査

検査コード 1263-000000
JLAC10 5D170-0000-023-023-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 4~8 
検査方法 EIA法  基準値 150 以下    
U/mL
実施料 118点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 DUPAN-2 

検体取扱・備考

 

参考資料

臨床的意義

・DUPAN-2 は、膵癌関連糖蛋白抗原の一種で、消化器癌、特に膵・胆道系癌、肝癌に対して疾患特異性が高く、腫瘍径の小さい膵癌の検出にも有用です。
・ただし、単独での確定診断は困難で、特に肝癌の場合は肝硬変と陽性率が同等なので要注意です。
・SLX、CA19-9、CEAとのコンビネーションで膵癌の診断効率が向上します。
・ルイス式血液型陰性者にも使用できます。

異常値を示す主な疾患・状態

・陽性:膵癌、胆道癌、肝細胞癌
・偽陽性:肝硬変、肝炎

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 癌胎児性抗原(CEA)とDUPAN-2を併せて測定した場合は主たるもののみ算定する。
包括など 生化学的検査(II)〔腫瘍マーカー〕包括    
管理料,他 悪性腫瘍特異物質治療管理料