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HTLV-I DNA(クロナリティ)

human T cell leukemia virus type I provirus DNA 

分類 遺伝子関連検査 - ウイルス

検査コード 1571-000000
JLAC10 5F455-1440-019-831-49 
検体量 全血 6.0mL  採取容器 E2K
保存条件 冷蔵  所要日数 17~26 
検査方法 サザンブロットハイブリダイゼーション法  基準値    
実施料 0点 判断料 なし 

検体取扱・備考

[留意事項]
・遺伝子検査はコンタミネーションによる影響を受けるため、重複依頼は避けてください。
 なお、検体採取後の容器は、開栓しないでください。
・検体は凍結保存しないでください。
・検体は無菌的に採取・保存してください。

臨床的意義

・本検査は、ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-Ⅰ)のプロウイルス感染細胞のクロナリティをサザンブロット・ハイブリダイゼーション法により解析する検査です。
・成人T細胞白血病ではHTLV-Ⅰ感染細胞の1つのクローンが癌化してモノクローナルに増殖するため、1本のバンドパターンとして検出されます。
・一方、キャリアなどでは、ポリクローナルに存在し、感染細胞も少ないため、バンドが検出されません。
・検出されるパターンによってキャリアか、発症者かを鑑別します。

異常値を示す主な疾患・状態

HTLV-Ⅰキャリア、成人T細胞白血病(ATL)、HTLV-Ⅰ関連ミエロパシー(HAM)