臨床検査項目の検索結果
レチノール結合蛋白(RBP)
retinol binding protein
分類 | 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査 |
検査コード | 1699-000000 |
---|---|---|---|
JLAC10 | 5C030-0000-023-062-01 |
検体量 | 血清 0.3mL | 採取容器 | A1 |
---|---|---|---|
保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 4~6 |
検査方法 | ラテックス凝集比濁法 | 基準値 |
男:2.7~6.0 女:1.9~4.6 mg/dL |
実施料 | 136点 | 判断料 | 免疫学的検査(144点) |
保険収載名 | レチノール結合蛋白(RBP) |
臨床的意義
・レチノール結合蛋白は、肝で合成される分子量約2.2万、半減期16時間の糖蛋白です。
・レチノール(ビタミンA)を結合し運搬する機能を有します。
・肝で合成され、半減期が短いため、プレアルブミンと同様、栄養状態や肝の蛋白合成能を速やかに反映するマーカーとして利用されます。
異常値を示す主な疾患・状態
・異常高値:腎不全、脂肪肝
・異常低値:ビタミンA欠乏症、低栄養状態(外科手術後、栄養摂取不足、腸管吸収障害)、肝機能障害(急性または慢性活動性肝炎、肝硬変)
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし