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ロタウイルス抗原

rotavirus antigen 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス)

検査コード 1831-000000
JLAC10 5F610-1410-015-190-11 
検体量 糞便 1gmL  採取容器 K
保存条件 凍結  所要日数 1~3 
検査方法 イムノクロマトグラフィー法  基準値 (-)    
実施料 65点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 ロタウイルス抗原定性(糞便) 

臨床的意義

・ロタウイルスは冬季乳幼児下痢症の病原体であり、抗原特異性によりA~G群に分類されます。
・A群ロタウイルスは、主に冬季に乳幼児下痢症をおこし、母体からの移行抗体がなくなる生後6ヶ月から2歳半くらいに好発します。
・B~G群ロタウイルスは非定型ロタウイルスとして注目されています。児童から成人まで広く分布し、季節による発生の差はありません。
・本検査は、糞便中のA群ロタウイルスを免疫学的方法で検出するものです。
・B~G群は検出できません。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:ロタウイルス性下痢症

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 アデノウイルス抗原定性(糞便)とロタウイルス抗原定性(糞便)又は定量(糞便)を同時に行った場合は、主たるもののみ算定する。