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好酸球数

eosinophils 

分類 血液学的検査 - 形態学的検査

検査コード 1931-000000
JLAC10 2A090-0000-019-919-01 
検体量 全血 2.0mL  採取容器 B
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 白血球数、白血球分類での計算法  基準値 70~450    
個/μL
実施料 17点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 好酸球数 

検体取扱・備考

[検体取扱い上の注意]
採血当日中にご出検ください。凍結保存しないでください。

臨床的意義

・好酸球数は、末梢血液一般検査の白血球数と白血球分類の好酸球分画のパーセンテージから、末梢血液中の好酸球の絶対数を算出したものです。
・特に好酸球が増加していれば、アレルギー疾患、寄生虫疾患、好酸球肺浸潤症候群、肉芽腫性疾患、皮膚疾患、潰瘍性大腸炎、Addison 病、自己免疫疾患、血液疾患などを疑います。
・好酸球数減少が臨床的に問題になることは少ないです。
・いずれにしても、好酸球数のみを測定する臨床的意義は乏しく、臨床所見から上記疾患を鑑別し、それぞれの疾患に応じた確認検査を行います。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:アレルギー疾患、寄生虫疾患、好酸球肺浸潤症候群、肉芽腫性疾患、皮膚疾患、潰瘍性大腸炎、Addison 病、結核、カリニ肺炎、結節性多発動脈炎、悪性関節リウマチ、慢性骨髄増殖症候群など
・異常低値:急性感染症、急性炎症、急性心筋梗塞、ストレス、副腎皮質機能亢進症、下垂体機能亢進症

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 同一検体について好酸球数及び末梢血液像(自動機械法)又は末梢血液像(鏡検法)を行った場合は、主たる検査の所定点数のみを算定する。