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ソマトメジン-C(SM-C,IGF-1)

insulin-like growth factor-I (somatomedin C) 

分類 内分泌学的検査 - 下垂体機能検査

検査コード 2373-000000
JLAC10 4A015-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 凍結  所要日数 2~5 
検査方法 ECLIA法  基準値   基準値関連  
実施料 212点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 ソマトメジンC 

検体取扱・備考

[出検時の注意]
検査依頼書に性別・年齢を明記してください。

[検体採取上の注意]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。

臨床的意義

・ソマトメジンCは、主に肝でGHに応答して産生されます。
・ソマトメジンCは、成長促進作用、インスリン様作用、細胞の増殖・分化の促進など多彩な作用を有します。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:巨人症、先端巨大症、腎不全
・低値:下垂体前葉機能低下症、GH分泌不全性低身長症、GH不応症、神経性食欲不振症、肝硬変、慢性肝炎、甲状腺機能低下症

検査値に影響を及ぼす要因

・低栄養状態で低下傾向

保険点数

注 釈 インスリン様成長因子結合蛋白3型(IGFBP-3)は、成長ホルモン分泌不全症の診断と治療開始時の適応判定のために実施した場合に算定できる。なお、成長ホルモン分泌不全症の診断については、厚生省間脳下垂体障害研究班「成長ホルモン分泌不全性低身長症診断の手引き」を、治療開始時の適応判定については、(財)成長科学協会「ヒト成長ホルモン治療開始時の適応基準」を参照すること。
インスリン様成長因子結合蛋3型(IGFBP-3)を、ソマトメジンCと併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

包括など 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括