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T3(トリヨードサイロニン)

triiodothyronine 

分類 内分泌学的検査 - 甲状腺機能検査

検査コード 2393-000000
JLAC10 4B010-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ECLIA法  基準値 0.80~1.60    
ng/mL
実施料 99点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 トリヨードサイロニン(T3) 

臨床的意義

・T3は、約20%のみが甲状腺から分泌され、残りは、総サイロキシン(T4)が、末梢(肝・腎など)で脱ヨード化されてT3 となります。
・T3とT4 は、そのほとんどが甲状腺ホルモン結合蛋白(TBG)と呼ばれるタンパク質と結合した状態で血液中を流れていますが、ごく一部が遊離型ホルモン(FT3、FT4)として全身で生理作用を発揮します。
・T3は主にエネルギー代謝に関与し、T4 の4~5 倍の活性を持っています。
・T3は甲状腺機能の指標、T4の末梢代謝状態を反映する指標です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:甲状腺機能亢進症(Basedow 病、Plummer 病、TSH産生腫瘍)、破壊性甲状腺炎(亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎、出産後一過性甲状腺中毒症、急性化膿性甲状腺炎)、甲状腺ホルモン結合蛋白の異常(TBG増加症、妊娠、エストロゲン剤(経口避妊薬など)服用、家族性異常アルブミン血症)、甲状腺ホルモン不応症(Refetoff 症候群)
・異常低値:甲状腺機能低下症(橋本病、特発性粘液腺腫、続発性甲状腺機能低下症(下垂体性、視床下部性))、甲状腺ホルモン結合蛋白の異常(TBG減少(欠損)、ネフローゼ症候群、肝硬変、アンドロゲン服用、蛋白同化ホルモン剤服用)、T4からT3への転換の障害(低T3症候群、栄養不良、重症消耗性疾患)

検査値に影響を及ぼす要因

・薬物の服用(甲状腺ホルモン剤、ヨード剤、抗てんかん薬など)の影響を受ける
・測定方法によっては、抗T3自己抗体や抗マウス抗体の影響を受ける

保険点数