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Ⅰ型コラーゲンC末端テロペプチド(1CTP)

cross-linked C-terminal telopeptide of type 1 collagen 

分類 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査

検査コード 2609-000000
JLAC10 5C124-0000-023-001-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 RIA二抗体法  基準値 4.5 未満
(骨転移マーカーのカットオフ値)    
ng/mL
実施料 腫管 判断料 なし 
保険収載名 Ⅰ型コラーゲン-C-テロペプチド(ⅠCTP) 

臨床的意義

・Ⅰ型コラーゲンは骨、皮膚、腱、靱帯などの構成成分です。
・形成途中のコラーゲン線維から漏れ出したⅠ型コラーゲン分子は検出せず、一度出来上がったコラーゲン線維構造が破壊されて血中に漏出したテロペプチドと架橋構造からなる複合体のみを選択的に検出するので、比較的選択的な骨吸収マーカーであると認識されています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:多発性骨髄腫、転移性骨腫瘍、関節リウマチ、強皮症、腎不全、肝硬変

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 I型コラーゲンCテロペプチド(ⅠCTP)、I型コラーゲン架橋N-テロペプチド(NTX)、デオキシピリジノリン(DPD)(尿)又は酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ(TRACP-5b)は、乳癌、肺癌又は前立腺癌であると既に確定診断された患者について骨転移の診断のために当核検査を行い、当該検査の結果に基づいて計画的な治療管理を行った場合に限り、悪性腫瘍特異物質治療管理料の「ロ」を算定する。
(1項目:360点 2項目以上:400点)

管理料,他 悪性腫瘍特異物質治療管理料