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肺サーファクタントプロテインD(SP-D)

surfactant protein D 

分類 免疫血清学的検査 - 血漿蛋白関連検査

検査コード 4363-000000
JLAC10 3F253-0000-023-052-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 CLEIA法  基準値 110.0 未満    
ng/mL
実施料 136点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 肺サーファクタント蛋白-D(SP-D) 

臨床的意義

・肺サーファクタントプロテインDは、肺のⅡ型肺胞上皮細胞より産生・分泌される肺特異的な蛋白の一種です。
・KL-6は肺胞上皮以外の細胞でも認められますが、SP-DやSP-AはⅡ型肺胞上皮細胞に特異的と考えられています。
・間質性肺炎の診断マーカー、活動性の指標として使用されています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:特発性間質性肺炎、膠原病に関連した間質性肺炎、過敏性肺炎、放射線肺臓炎

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 KL-6、肺サーファクタント蛋白-A(SP-A)及び肺サーファクタント蛋白-D(SP-D)のうちいずれかを併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。