臨床検査項目の検索結果
HLA-DNAタイピング C
HLA-DNA typing C
分類 | 免疫血清学的検査 - 主要組織適合性抗原 |
検査コード | 5868-000000 |
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JLAC10 | 5K118-0000-019-865-49 |
検体量 | 全血 2.0mL | 採取容器 | E1 |
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保存条件 | 冷蔵 | 所要日数 | 9~11 |
検査方法 | PCR-SBT法 | 基準値 | |
実施料 | 0点 | 判断料 | なし |
検体取扱・備考
[出検時の注意]
採血当日中にご出検ください。
受付曜日:月~木。休日の前日・前々日は受付不可。
検査依頼書に続柄・臨床診断名・投与薬剤名・輸血歴・移植歴を必ず明記してください。
HLA検査2項目以上の同時依頼の場合は血液2.0mLで検査可能。
HLA検査以外の項目との重複依頼は不可。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに十分ご注意ください。
受給者の場合、化学療法などにより細胞数が減少し、DNAが回収できない場合がありますので細胞数2×106個を最低限としてご提出ください。白血球数(WBC)1000/μLを下回る受給者の場合は血液2.0mL(E1容器)2本以上、または血液7.0mL(E1容器)をご提出ください。
参考資料
臨床的意義
・HLA抗原(ヒト白血球抗原)は、すべての健常人に認められ、自己(自分)と非自己(他人)を識別するための遺伝子マーカーです。
・移植、輸血、妊娠などの同種免疫、各種疾患との相関性や法医学、人類遺伝学の研究にも利用されています。
・2つのクラスに大別され、クラスⅠ(HLA-A、B、C抗原)は、ほとんどすべての有核細胞上にあり、クラスⅡ(HLA-DR、DQ、DP 抗原)は、マクロファージ、B細胞、活性化T細胞など一部の細胞に発現しています。
異常値を示す主な疾患・状態
・HLAと相関する主な疾患:
HLA-B27(強直性脊椎炎)
HLA-B51(ベーチェット病)
HLA-B52(高安病)
HLA-Cw6(尋常性乾癬)
HLA-DR4(関節リウマチ、1 型糖尿病、インスリン自己抗体症候群)
HLA-DR15(SLE、特発性腎症、潰瘍性大腸炎、ハンセン病)
HLA-DR53(橋本病)
検査値に影響を及ぼす要因
・特になし