臨床検査項目の検索結果

HCV-RNA定量 TaqManPCR

quantitation of hepatitis C virus DNA 

分類 遺伝子関連検査 - ウイルス

検査コード 6975-000000
JLAC10 5F360-1453-023-875-01 
検体量 血清 2.1mL  採取容器 Y
保存条件 必凍  所要日数 3~7 
検査方法 RT-PCR法(リアルタイムPCR法)  基準値 1.2 未満
増幅シグナル:検出せず    
LogIU/mL
実施料 424点 判断料 微生物学的検査(150点) 
保険収載名 HCV核酸定量 

検体取扱・備考

[検体採取上の注意]
凝固完了後遠心分離して、そのまま凍結保存してください。採血量が5mLに満たない場合、測定が不可能となる場合があります。

遺伝子検査はコンタミネーションによる影響を受けるため、重複依頼は避けてください。なお、検体採取後の容器は、開栓しないでください。

[定量報告値未満となった場合の報告]
HCVに対して特異的な増幅反応シグナルを検出した場合:「1.2LogIU/mL未満(定量限界未満のHCVを検出しました)」
HCVに対して特異的な増幅反応シグナルを検出しなかった場合:「検出せず」

臨床的意義

・リアルタイムPCR法を用いて、患者検体中のHCV-RNA量(ウイルス量)を測定する検査です。
・C型慢性肝炎も治療においてインターフェロン治療の有効性が明らかとなっています。
・インターフェロン治療効果に関与する1因子として、血液中のウイルス量が最も重要視されています。
・測定感度および測定範囲については、「アキュジーン」が「TaqManPCR」をわずかに凌いでいます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:C型肝炎

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 ア.HCV核酸定量は、分岐DNAプローブ法又はPCR法又はTMA法と核酸ハイブリダイゼーション法を組み合わせた方法により、急性C型肝炎の診断、C型肝炎の治療法の選択及び治療経過の観察に用いた場合にのみ算定できる。

イ.治療経過の観察の場合において、HCV核酸検出及びHCV核酸定量を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する.。