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HE4

human epididymis protein 4 

分類 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査

検査コード 6012-000000
JLAC10 5D110-0000-023-051-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~8 
検査方法 CLIA法  基準値 閉経前:70.0 以下
閉経後:140.0 以下    
pmol/L
実施料 200点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 ヒト精巣上体蛋白4(HE4) 

検体取扱・備考

日本人卵巣癌患者における病態の経過観察としてのカットオフ値:
 70.0 pmol/L以下(閉経前、閉経後)

参考資料

臨床的意義

卵巣癌は婦人科系悪性腫瘍のなかで最も死亡数の高い疾患として知られており、骨盤内に存在するため初期の段階では自覚症状が少なく、進行癌となって初めて下腹部痛などの症状を契機に発見されること多いため、silent killer diseaseとも呼ばれています。
卵巣癌の腫瘍マーカーとしてはCA125が代表的ですが、子宮内膜症などの良性疾患でも上昇することから、より特異性の高いマーカーが求められていました。
ヒト精巣上体蛋白(human epididymis protein; HE4)は、当初、精巣上体遠位の上皮細胞で見出されたためにこの名があるものの、のちにむしろ卵巣癌組織で高発現が認められ、また分泌型のHE4が卵巣癌患者の血清中に高濃度で検出されることが判明しました。
HE4は、臨床的感度ではCA125に及ばない一方、卵巣癌に対する特異性は高く、卵巣癌の診断補助、ならびに子宮内膜症との鑑別に有用と思われます。さらに治療経過観察において、画像診断により再発が確認される以前にHE4の上昇が認められる例もあり、HE4による治療効果の確認、および再発診断への応用が期待されます。

異常値を示す主な疾患・状態

卵巣悪性腫瘍

保険点数

注 釈 ヒト精巣上体蛋白4(HE4)は、CLIA法又はECLIA法により測定した場合に算定できる。
包括など 生化学的検査(II)〔腫瘍マーカー〕包括    
管理料,他 悪性腫瘍特異物質治療管理料