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NAG

N-acetyl-beta-glucosaminidase, urine 

分類 生化学的検査 - 酵素活性検査

検査コード 0177-000000
JLAC10 3B330-0000-001-271-01 
検体量 尿 1.0mL  採取容器 U1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 3MP-NAG法  基準値 11.3 以下    
U/L
実施料 41点 判断料 尿・糞便等検査(34点) 
保険収載名 N-アセチルグルコサミニダーゼ(NAG)(尿) 

検体取扱・備考

早朝尿は高値傾向を示します。

臨床的意義

・NAGは、腎臓の近位尿細管上皮細胞のリソソーム内に多く存在している加水分解酵素です。
・尿細管が障害されるとNAG が逸脱するため、尿中に排泄されます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:薬物による腎障害、急性尿細管壊死、糸球体腎炎、関節性腎炎、ループス腎炎、ネフローゼ症候群、腎性高血圧、糖尿病性腎症、腎移植後の拒絶反応、など
・異常低値:慢性腎不全

検査値に影響を及ぼす要因

・ph8.0 以上のアルカリ尿や、ph4.0 以下の酸性尿では活性が低下
・午前に高値で午後に低値と日内変動あり