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トロンボモジュリン

thrombomodulin 

分類 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査

検査コード 0445-000000
JLAC10 2B730-0000-023-052-01 
検体量 血清 0.6mL  採取容器 A1
保存条件 必凍  所要日数 3~11 
検査方法 CLEIA法  基準値 12.1~24.9    
U/mL
実施料 204点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 トロンボモジュリン 

検体取扱・備考

 

臨床的意義

・トロンボモジュリンは血管内皮細胞膜を貫通して血管内腔へ突出し、トロンビンが結合することにより、トロンビンの抗凝固作用を失活させます。
・さらにトロンビン-トロンボモジュリン複合体は、プロテインC活性化能を著しく高めて抗凝固作用を発揮します。
・血管内皮細胞の障害度を知る分子マーカーです。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:播種性血管内凝固症候群(DIC)、膠原病(SLE、関節リウマチなど)、糖尿病、腎障害、劇症肝炎、非代償性肝硬変、成人呼吸窮迫症候群、肺血栓塞栓症候群、透析期間の長い腎透析者

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 トロンボモジュリンは、膠原病の診断若しくは経過観察又はDIC若しくはそれに引き続いて起こるMOF観察のために測定した場合に限り算定できる。
包括など 血液学的検査〔出血・凝固検査〕包括