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ビタミンB12

vitamin B12 (cyanocobalamin) 

分類

検査コード 0613-000000
JLAC10 3G040-0000-023-052-01 
検体量 血清 0.4mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 2~4 
検査方法 CLEIA法  基準値 180~914    
pg/mL
実施料 140点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 ビタミンB12 

検体取扱・備考

別称:シアノコバラミン 

臨床的意義

・ビタミンB12は、水溶性ビタミンの1つで、シアノコバラミンあるいはコバラミンと呼ばれています。
・肝、卵黄、牛乳、カキなどに多く含まれ、食事として体内に入り、血中ではビタミンB12結合蛋白と結合して存在します。
・ビタミンB12は抗貧血因子で、DNA 合成に関与する物質の補酵素として重要です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:慢性骨髄性白血病、急性骨髄性白血病、急性前骨髄性白血病、真性多血症、肝細胞癌、ビタミンB12 剤投与
・異常低値:吸収障害(悪性貧血、胃切除後)、薬剤(PAS、ネオマイシンなど) の投与、広節裂頭条虫症、慢性膵炎、Zollinger-Ellison 症候群、Crohn 病

検査値に影響を及ぼす要因

・光に対して不安定、低値となるため、遮光・凍結保存する