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シアリルTn抗原(STN)

sialyl Tn antigen 

分類 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査

検査コード 1235-000000
JLAC10 5D153-0000-023-005-01 
検体量 血清 0.4mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 RIA固相法  基準値 45.0 以下    
U/mL
実施料 146点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 シアリルTn抗原(STN) 

参考資料

臨床的意義

・シアリルTn抗原(STN)は、卵巣癌患者の血清中に高頻度に出現し、対応する産婦人科系の非悪性腫瘍の偽陽性率が低く、癌特異性が高いとされています。
・卵巣癌では、CA125 との併用で診断効率が高まります。
・経過は術後速やかに低下しますが、再発例では上昇します。
・さらに、術前のSTN陽性例が有意に予後不良であり、予後予測因子としても注目されています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:卵巣癌(43%)、子宮頸癌(38%)、大腸癌(26%)、膵癌(27%)、胆道系癌(29%)、再発胃癌(67%)

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数