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エラスターゼ1(IRE)

elastase1 

分類 生化学的検査 - 酵素活性検査
腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査

検査コード 1260-000000
JLAC10 3B195-0000-023-062-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 ラテックス凝集法  基準値 300 以下    
ng/dL
実施料 123点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 エラスターゼ1 

検体取扱・備考

 

参考資料

臨床的意義

・血中エラスターゼ1は血清アミラーゼに比べ膵疾患に特異的で、上昇期間も長く、急性膵炎の病態を良く反映します。膵癌ではエラスターゼ1の高値は早期の例に多く、CA19-9 の高値は進行例に多いことから、同時測定により早期から末期の癌を幅広く捉えることができます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:急性膵炎、慢性膵炎の急性増悪期、膵癌
・異常低値:臨床的意義はない

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 悪性腫瘍の診断が確定した場合であっても、次に掲げる場合においては、悪性腫瘍特異物質治療管理料とは別に腫瘍マーカーの検査料を算定できる。
急性及び慢性膵炎の診断及び経過観察のためにエラスターゼ1を行った場合。

包括など 生化学的検査(II)〔腫瘍マーカー〕包括    
管理料,他 悪性腫瘍特異物質治療管理料