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梅毒定性 FTA-ABS法

fluorescent treponemal antibody absorption test, qualitative 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査

検査コード 1401-000000
JLAC10 5E079-1351-023-161-51 
検体量 血清 0.2mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 4~7 
検査方法 FA法  基準値 陰性    
実施料 134点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 梅毒トレポネーマ抗体(FTA-ABS試験)定性 

検体取扱・備考

TP抗原に対する検査

梅毒検査一覧は別表をご参照ください。

報告形態:陰性、判定保留、陽性

参考資料

臨床的意義

・梅毒反応には、大別してRPR法に代表される「脂質抗原検査(STS)」とTPHA法に代表される「TP抗原に対する検査」の2種類に分類されます。
・脂質抗原検査(STS)は、梅毒感染の機会から約2週間後から上昇し、12週までに全例が陽性になるといわれ、適切な治療が施されると陰性化します。
・TP抗原に対する検査では、治療後も陽性が持続します。
・また、脂質抗原検査(STS)には、各種の感染症や膠原病など偽陽性を示す主な疾患・状態や状態があり、BFP(生物学的偽陽性)と呼んでいます。
・TP抗原に対する検査では、BFPはありません。

異常値を示す主な疾患・状態

梅毒

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし