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パラインフルエンザウイルス抗体 2型

parainfluenza virus type2 antibody, serum 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査(ウイルス)

検査コード 1574-000000
JLAC10 5F422-1430-023-111-05 
検体量 血清 0.2mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 4~9 
検査方法 HI法  基準値 10 未満    
実施料 79点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)(1項目当たり)(パラインフルエンザウイルスⅡ型) 

参考資料

臨床的意義

・パラインフルエンザウイルスは、1~4型の血清型に分類され、主に1~3型がヒトの呼吸器感染症を引き起こします。
・1、2型は2年ごとに秋から冬に流行する傾向があり、2~6歳で多く感染します。
・3型は感染力が強く、毎年年間を通して発生し、1歳までに約半数、3歳までにほとんど感染します。
・本検査は、パラインフルエンザウイルス2型に対する抗体をHI法にて測定する血清学的検査です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:パラインフルエンザ感染症

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)は、治療上必要な場合に行うものとし、次に揚げるものを当該検査の対象とする。

アデノウイルス コクサッキーウイルス サイトメガロウイルス EBウイルス エコーウイルス ヘルペスウイルス インフルエンザウイルスA型 インフルエンザウイルスB型 ムンプスウイルス パラインフルエンザウイルスI型 パラインフルエンザウイルスII型 パラインフルエンザウイルスIII型 ポリオウイルスI型 ポリオウイルスII型 ポリオウイルスIII型 RSウイルス 風疹ウイルス 麻疹ウイルス 日本脳炎ウイルス オーム病クラミジア 水痘・帯状疱疹ウイルス

ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)に当たって、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても、所定点数のみを算定する。

同一検体についてウイルス抗体価の測定を行った場合は、8項目を限度として算定する。