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抗カルジオリピン・β2グリコプロテインI複合体抗体(抗CL・β2GPI複合体抗体)

anti-cardiolipin-beta2-glycoprotein I complex antibody 

分類 免疫血清学的検査 - 自己免疫関連検査

検査コード 1850-000000
JLAC10 5G504-0000-023-023-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 4~8 
検査方法 EIA法  基準値 3.5 未満    
U/mL
実施料 223点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 抗カルジオリピンβ2グリコプロテインI複合体抗体 

臨床的意義

・抗CL-β2-GPⅠ抗体は、リン脂質とこれに結合し立体構造が変化したβ2-GPⅠの複合体に対する抗体です。
・抗リン脂質抗体症候群(APS)に対する特異性が高く、診断、疾患活動性、治療効果判定や再燃の予知の指標として有用です。
・梅毒患者では陰性です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:抗リン脂質抗体症候群(SLE、原発性)

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 抗カルジオリピンβ2グリコプロテインⅠ複合体抗体と抗カルジオリピンIgG抗体、抗カルジオリピンIgM抗体、抗β2グリコプロテインⅠIgG抗体又は抗β2グリコプロテインⅠIgM抗体を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。