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血液一般検査 赤血球数(RBC)

erythrocytes 

分類 血液学的検査 - 血球計数

検査コード 1879-000000
JLAC10 2A020-0000-019-309-01 
検体量 全血 2.0mL  採取容器 B
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 シースフロー電気抵抗方式  基準値 男:427~570
女:376~500    
×104/μL
実施料 21点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 末梢血液一般検査 

検体取扱・備考

[検体取扱い上の注意]
採血当日中にご出検ください。凍結保存しないでください。

臨床的意義

・末梢血液一般検査の一つで、末梢血液1μL中に存在する赤血球の数を測定するものです。
・通常、自動血球計数器を用い赤血球数(RBC)だけでなく、ヘモグロビン量(Hb)、ヘマトクリット値(Ht)、赤血球指数(赤血球恒数:MCV、MCH、MCHC)、白血球数(WBC)を同時に測定します。
・RBCが異常を示す主な疾患・状態には、貧血と赤血球増加症とがあります。ただし、RBC単独で評価されることは一般的には行われておらず、同時に測定されているヘモグロビン量、ヘマトクリット値、赤血球指数(MCV、MCH、MCHC)などから、総合的に判断する必要があります。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:脱水、赤血球増加症(真性赤血球増加症、二次性赤血球増加症(新生児、高地居住者、先天性心疾患チアノーゼ群、慢性肺疾患、エリスロポエチン産生腫瘍))
・異常低値:水血症、各種の貧血

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 末梢血液一般検査は、赤血球数、白血球数、血色素測定(Hb)、ヘマトクリット値(Ht)、血小板数の全部又は一部を行った場合に算定する。
管理料,他 手術前医学管理料   手術後医学管理料   慢性維持透析患者外来医学管理料