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血小板数(Plt)

platelets 

分類 血液学的検査 - 血球計数

検査コード 1887-000000
JLAC10 2A050-0000-019-309-01 
検体量 全血 2.0mL  採取容器 B
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 シースフロー電気抵抗方式  基準値 男:13.1~36.2
女:13.0~36.9    
×104/μL
実施料 21点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 末梢血液一般検査 

検体取扱・備考

[検体取扱い上の注意]
採血当日中にご出検ください。凍結保存しないでください。

臨床的意義

・末梢血液一般検査の一つで、末梢血液1μL中に存在する血小板の数を測定します。
・血小板減少の起きる機序は、産生の低下、破壊の亢進、脾臓での停滞に大きく分けられます。
・血小板増加の起きる機序は、摘脾を除くとすべて産生の亢進で、それは腫瘍性と反応性に分けられます。
・血小板の異常には、量的な増減と質的な機能異常とがあります。
・量的なものを測定する意義としては、各種の血小板減少症や増加症の診断、出血の予知や血小板輸血の適応の指標として利用されています。
・血小板数が正常もしくは軽度減少にもかかわらず、出血時間の著しい延長を見た場合は血小板機能異常症を疑い、血小板機能検査を進めることとなります。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:
腫瘍性:慢性骨髄性白血病、真性赤血球増加症、本態性血小板血症、原発性骨髄線維症
反応性:出血、鉄欠乏性貧血、摘脾、感染症、炎症、悪性腫瘍
・異常低値:
産生の低下:再生不良性貧血、急性白血病、巨赤芽球性貧血、薬剤による骨髄抑制
破壊の亢進:特発性血小板減少性紫斑病、播種性血管内凝固症候群、血栓性血小板減少性紫斑病
分布の異常:脾腫

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 末梢血液一般検査は、赤血球数、白血球数、血色素測定(Hb)、ヘマトクリット値(Ht)、血小板数の全部又は一部を行った場合に算定する。
管理料,他 手術前医学管理料   手術後医学管理料   慢性維持透析患者外来医学管理料