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FDP 尿

fibrin and fibrinogen degradation products, urine 

分類 血液学的検査 - 凝固・線溶系検査

検査コード 1990-000000
JLAC10 2B120-0000-001-062-01 
検体量 尿 1.0mL  採取容器 U5
保存条件 冷蔵  所要日数 3~7 
検査方法 ラッテクス凝集反応  基準値 0.1 以下    
μg/mL
実施料 72点 判断料 尿・糞便等検査(34点) 
保険収載名 フィブリン・フィブリノゲン分解産物(FDP)(尿) 

検体取扱・備考

U5容器に新鮮尿1mLを採取し、容器のままご提出願います。

蓄尿は不可です。

臨床的意義

・FDP尿は、フィブリンまたはフィブリノーゲンが線溶現象によって分解されたフィブリン・フィブリノーゲン分解産物(FDP)が尿中に出現したものです。
・これには、血中FDPに由来するもの、ネフローゼ症候群や腎炎などの腎の障害により生成されたものとその他の尿路系の異常や出血によるものがあります。
・腎疾患の進行に伴い尿中に増加し、病態の鎮静化ないし慢性化により正常化するものは予後が良いとされています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:播種性血管内凝固症候群(DIC)、糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、妊娠中毒症、腎移植時の拒絶反応

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし