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骨髄像 特殊染色:PAS染色

periodic acid-schiff stain, myelogram 

分類 血液学的検査 - 末梢血液像・骨髄像特殊染色

検査コード 2236-000000
JLAC10 2A200-0000-049-477-49 
検体量 未固定標本 2~3枚  採取容器 R
保存条件 常温  所要日数 3~11 
検査方法 過ヨウ素酸シッフ染色法  基準値    
実施料 40点 判断料 血液学的検査(125点) 
保険収載名 骨髄像 特殊染色加算 

検体取扱・備考

[出検時の注意]
標本染色のみ実施。
新鮮血にて標本作製(風乾)。
標本は冷蔵不可。

診断書付きの場合、所要日数は1~3週間を要します。(検査コード:1954)

参考資料

臨床的意義

・グリコーゲン(単純多糖類)、ムチン(中性粘液多糖類)、酸性粘液多糖類、糖蛋白、糖脂質、アミロイドなどが染色され、特定物質を証明するものではありません。
・急性リンパ球白血病(ALL)と赤白血病の鑑別補助に用いられることがあります。

異常値を示す主な疾患・状態

・高値を示す主な疾患・状態:
・リンパ芽球の陽性率:急性リンパ性白血病(ALL)
・骨髄芽球の陽性率:急性骨髄性白血病(AML とくにM1)
・単芽球の陽性率:急性骨髄性白血病(AML とくにM5a)
・赤芽球の陽性化:赤白血病(M6),赤血病,サラセミア,再生不良性貧血,巨赤芽球性貧血,骨髄線維症,鉄欠乏性貧血,骨髄異形成症候群(MDS)

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 骨髄像と特殊染色を併せて行った場合は、特殊染色ごとにそれぞれ40点を加算する。