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黄体形成ホルモン(LH)

luteinizing hormone 

分類 内分泌学的検査 - 下垂体機能検査

検査コード 2374-000000
JLAC10 4A030-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ECLIA法  基準値 男:1.7~8.6
女:卵胞期: 2.4~12.6
  排卵期:14.0~95.6
  黄体期: 1.0~11.4
  閉経期: 7.7~58.5    
mIU/mL
実施料 108点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 黄体形成ホルモン(LH) 

検体取扱・備考

[出検時の注意]
1)性別(性周期)を検査依頼書に明記してください。
2)負荷試験の場合は、検査依頼書に負荷時間を明記してください。

[検体採取上の注意]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。

臨床的意義

・黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンは、ともに下垂体前葉から分泌される性腺ホルモンです。
・男性では、精巣に働き、テストステロンとインヒビンの分泌を、女性では、卵巣に働き、エストロゲンとプロゲステロンを分泌させます。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:精巣機能低下症、卵巣性無月経、多嚢胞卵巣症候群(LHは持続的高値、FSHは正常レベル)、Turner 症候群、Klinefelter 症候群
・異常低値:下垂体性精巣機能低下症、視床下部性精巣機能低下症、視床下部性無月経、下垂体機能低下症、Kallman 症候群、神経性食欲不振症

検査値に影響を及ぼす要因

・閉経前の女性には、性周期による変動あり

保険点数