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プロラクチン(PRL)

prolactin 

分類 内分泌学的検査 - 下垂体機能検査

検査コード 2379-000000
JLAC10 4A020-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ECLIA法  基準値 男:4.3~13.7
女:4.9~29.3    
ng/mL
実施料 98点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 プロラクチン(PRL) 

検体取扱・備考

[出検時の注意]
1)性別(性周期)を検査依頼書に明記してください。
2)負荷試験の場合は、検査依頼書に負荷時間を明記してください。

[検体採取上の注意]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。

臨床的意義

・プロラクチンは、下垂体前葉から分泌されるホルモンです。
・産褥期婦人における乳汁分泌を促進します。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:下垂体腺腫(プロラクチノーマ)、松果体腫、頭蓋咽頭腫、先端巨大症、empty sella 症候群、薬剤性高プロラクチン血症、原発性甲状腺機能低下症、前胸部の疾患(乳癌など)、Cushing 病、腎不全、特発性乳汁漏出症
・異常低値:下垂体前葉機能低下症、プロラクチン単独欠損症

検査値に影響を及ぼす要因

・各種薬剤の投与で影響を受ける
・閉経前の女性には、性周期による変動あり

保険点数

包括など 内分泌負荷試験