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髄液蛋白定量

protein, quantitative, cerebrospinal fluid 

分類 一般検査 - 髄液検査

検査コード 3135-000000
JLAC10 1C010-0000-041-271-01 
検体量 髄液 1.0mL  採取容器 U2
保存条件 冷蔵  所要日数 1~2 
検査方法 ピロガロールレッド法  基準値 8~43    
mg/dL
実施料 11点 判断料 生化学的検査(Ⅰ)(144点) 
保険収載名 総蛋白 

臨床的意義

・健常人の髄液蛋白量は穿刺部位によって異なり、脳室、後頭下、腰椎と下に行くほど濃くなります。
・各種疾患ではそれぞれの病態を反映して総蛋白量の増加ならびに蛋白組成の異常が認められます。

異常値を示す主な疾患・状態

・髄腔内に出血があり、血漿蛋白が混入した場合:脳出血、クモ膜下出血、脳腫瘍、脳実質の外傷、硬膜下血腫
・血液脳関門に障害があり、血漿蛋白が移行した場合:髄膜炎、脳脊髄腫瘍、ギラン・バレー症候群、脳梗塞、多発性神経炎
・中枢神経系でのIgG合成亢進の場合:多発性硬化症、神経梅毒、ヘルペス脳炎

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 蛋白分画、総蛋白及びアルブミン(BCP改良法・BCG法)を併せて測定した場合は、主たるもの2つの所定点数を算定する。
包括など 生化学的検査(I)〔血液化学検査〕包括    
管理料,他 手術前医学管理料   手術後医学管理料   慢性維持透析患者外来医学管理料