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抗ガラクトース欠損IgG抗体(CA・RF)

anti-galactose-deficient immunoglobulin G antibody 

分類 免疫血清学的検査 - 自己免疫関連検査

検査コード 3333-000000
JLAC10 5G166-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.6mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~7 
検査方法 ECLIA法  基準値 6.0 未満    
AU/mL
実施料 114点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 抗ガラクトース欠損IgG抗体定量 

臨床的意義

・関節リウマチ患者のIgGの糖鎖には、ガラクトースが欠損していることが著明に多いことが明らかとなっています。
・抗ガラクトース欠損IgG抗体精密測定は、この糖鎖の異常を持つIgGと特異的に反応するリウマトイド因子です。
・従来のリウマトイド因子測定法(RF定量、RAPA)で陰性の関節リウマチ症例の約半数で陽性となり、早期関節リウマチ患者の診断の補助として用います。

異常値を示す主な疾患・状態

関節リウマチ、シェーグレン症候群、強皮症、全身性エリテマトーデス(SLE)

保険点数

注 釈 リウマトイド因子(RF)定量、マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)、抗ガラクトース欠損IgG抗体定性、同定量、C1q結合免疫複合体、モノクローナルRF結合免疫複合体及びIgG型リウマトイド因子のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの2つに限り算定する。

抗ガラクトース欠損IgG抗体定性、同定量は、リウマトイド因子(RF定量を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。

抗シトルリン化ペプチド抗体定性、同定量、マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)、抗ガラクトース欠損IgG抗体定性、同定量、C1q結合免疫複合体、モノクローナルRF結合免疫複合体及びIgG型リウマトイド因子のうち2項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの1つに限り算定する。