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マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)

matrix metalloproteinase 3 

分類 免疫血清学的検査 - 自己免疫関連検査

検査コード 5296-000000
JLAC10 3B503-0000-023-062-01 
検体量 血清 0.4mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ラテックス免疫比濁法  基準値 男:36.9~121.0
女:17.3~ 59.7    
ng/mL
実施料 116点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3) 

臨床的意義

・MMP-3 は、炎症性のサイトカインの刺激を受けて、関節滑膜細胞や、軟骨細胞から産生される蛋白分解酵素で、関節軟骨破壊に関与しています。
・関節リウマチ患者の関節には大量にMMP-3 が含まれており、その濃度は血中濃度に反映されますので、関節破壊の指標として有用です。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:関節リウマチ、乾癬性関節炎、リウマチ性多発筋痛症、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、糸球体腎炎

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 リウマトイド因子(RF)定量、マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)、抗ガラクトース欠損IgG抗体定性、同定量、C1q結合免疫複合体、モノクローナルRF結合免疫複合体及びIgG型リウマトイド因子のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの2つに限り算定する。

抗シトルリン化ペプチド抗体定性、同定量、マトリックスメタロプロテイナーゼ-3(MMP-3)、抗ガラクトース欠損IgG抗体定性、同定量、C1q結合免疫複合体、モノクローナルRF結合免疫複合体、及びIgG型リウマトイド因子のうち2項目以上を併せて実施した場合には、主たるもの1つに限り算定する。