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尿中レジオネラ抗原

Legionella pneumophila antigen, urine 

分類

検査コード 5743-000000
JLAC10 5E056-0000-001-190-11 
検体量 尿 1.0mL  採取容器 U2
保存条件 冷蔵  所要日数 2~4 
検査方法 イムノクロマトグラフィー法  基準値 陰性    
実施料 211点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 レジオネラ抗原定性(尿) 

検体取扱・備考

微生物検査項目および肺炎球菌莢膜抗原検査以外との重複依頼は避けてください。

臨床的意義

・尿中レジオネラ抗原は、尿中に排泄されるリポ多糖を主成分とするレジオネラ属特異抗原を、EIA法によって測定します。
・レジオネラ症発症直後では抗原量が少ないため、検出感度に至らない場合があります。
・本検査が陰性の症例では、一定の期間をおいて再検査を実施することで診断がなされることがあります。
・治癒後も体内に菌体抗原が残存することから、病態が軽快しても1ヶ月以上尿中にレジオネラ抗原が検出される症例も存在するため、本検査を治癒の指標とすることはできません。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:レジオネラ症(レジオネラ肺炎、ポンティアック熱など)

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 レジオネラ抗原定性(尿)は、症状や所見からレジオネラ症が疑われる患者に対して、ELISA法又は免疫クロマト法により実施した場合に限り1回を限度として算定する。