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抗p53抗体

anti-p53 antibody 

分類 腫瘍関連検査 - 腫瘍関連検査

検査コード 6874-000000
JLAC10 5D560-0000-023-052-01 
検体量 血清 0.5mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~6 
検査方法 CLEIA法  基準値 1.30 以下    
U/mL
実施料 163点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 抗p53抗体 

検体取扱・備考

 

参考資料

臨床的意義

・抗p53抗体は、変異型p53蛋白に対する抗体です。
・癌の過半数では、癌抑制遺伝子であるp53遺伝子の異常があり、変異型p53蛋白が出現します。
・変異型p53蛋白の蓄積に伴い、比較的早期の段階から患者血清中に抗p53抗体が出現します。
・早期癌においても陽性率が高く、患者の予後予測や、治療前後のモニタリングに有用とされています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常高値:大腸癌、食道癌、乳癌、頭頸部癌、子宮癌、前立腺癌、胆道癌、肺癌、膀胱癌、胃癌、膵癌など

検査値に影響を及ぼす要因

・特になし

保険点数

注 釈 抗p53抗体は、食道癌、大腸癌又は乳癌が強く疑われる患者に対して行った場合に月1回に限り算定できる。