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totalP1NP(Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド)

total tyape 1 procollagen-N-propeptide 

分類 内分泌学的検査 - 副甲状腺・骨代謝関連検査

検査コード 7123-000000
JLAC10 5C120-0000-023-053-01 
検体量 血清 0.3mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 1~3 
検査方法 ECLIA法  基準値 男 性:18.1~74.1
閉経前:16.8~70.1
閉経後:26.4~98.2    
ng/mL
実施料 164点 判断料 生化学的検査(Ⅱ)(144点) 
保険収載名 Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(PⅠNP) 

検体取扱・備考

溶血により低値傾向を示します。

[検体採取上の注意]
ビオチンを1日5mg以上投与している患者からの採血は、投与後少なくとも8時間以上経過してから実施してください。

臨床的意義

・P1NPはⅠ型プロコラーゲン-N-プロペプチドの略称であり、前駆体のⅠ型プロコラーゲンのN末端より切断され血中に放出されます。生理活性を持つ三量体のみでなく単量体のPⅠNPも測定し、BAPやオステオカルシンと比べ、骨形成のより早期の指標となり得るのが特徴です。PTH製剤の投与開始後ごく早期から顕著な上昇を示すため、投与後のモニタリングおよび治療効果判定に適しているとされています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常所見:骨粗鬆症

検査値に影響を及ぼす要因

特になし

保険点数

注 釈 骨型アルカリホスファターゼ(BAP)、インタクトⅠ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(Intact PⅠNP)、ALP アイソザイム(PAG 電気泳動法)及びⅠ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(PⅠNP)のうち2 項目以上を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
包括など 生化学的検査(II)〔内分泌学的検査〕包括