臨床検査項目の検索結果

クラミドフィラ(クラミジア)ニューモニエ抗体 IgM

Chlamydia pneumoniae antibody, immunoglobulin A 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査

検査コード 9337-000000
JLAC10 5E033-0000-023-023-11 
検体量 血清 0.4mL  採取容器 A1
保存条件 冷蔵  所要日数 3~8 
検査方法 EIA法  基準値 0.5 未満 (-)
判定基準:   基準値関連  
実施料 152点 判断料 免疫学的検査(144点) 
保険収載名 クラミドフィラ・ニューモニエ IgM抗体 

検体取扱・備考

[報告形態]
項目コード9337:定性(判定)報告用、項目コード9338:定量結果(S/CO値)報告用

臨床的意義

・クラミドフィラ(クラミジア)ニューモニエは、肺炎クラミドフィラ感染症の原因病原体です。
・初感染では、典型例として、感染後3週以降にまずIgMが上昇し、次いでIgG、IgAがさらに2~3週遅れて上昇します。IgMは通常数ヶ月で消失しますが、IgG、IgAは一旦上昇しピークを迎えますが、数ヶ月から年余にわたって暫減します。
・再感染では、IgG、IgAが2~3週で比較的急激に上昇しますが、IgMは通常上昇せず、稀に上昇したとしても低値であるとされています。

異常値を示す主な疾患・状態

・異常値:肺炎クラミドフィラ感染症

保険点数

注 釈 クラミドフィラ・ニューモニエIgM抗体価を、クラミドフィラ・ニューモニエIgG抗体価又はクラミドフィラ・ニューモニエIgA抗体価と併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。