臨床検査項目の検索結果

百日咳菌DNA

bordetella pertussis DNA, LAMP method 

分類 免疫血清学的検査 - 感染症関連検査
遺伝子関連検査 - 細菌など

検査コード 9932-000000
JLAC10 6B636-0000-063-883-11 
検体量 後鼻腔ぬぐい液  採取容器 T10
保存条件 必凍  所要日数 3~7 
検査方法 LAMP法  基準値 (-)    
実施料 360点 判断料 微生物学的検査(150点) 
保険収載名 百日咳菌核酸検出 

検体取扱・備考

検体の採取方法は別表をご参照ください。

[留意事項]
・遺伝子検査はコンタミネーションによる影響を受けるため、重複依頼は避けてください。
 なお、検体採取後の容器は、開栓しないでください。
・専用容器以外は受付不可となります。
・後鼻腔ぬぐい液は、フロックスワブ(T10)にて採取したのち、速やかに付属のチューブに入れて、凍結保存してください。
・採取前のスワブ取出時やチューブ内挿入時には、スワブ先端部が汚染しないようにご注意ください。

臨床的意義

百日咳は、百日咳菌の気道感染による急性呼吸器感染症です。年長児やワクチン既接種児においては、特有の咳嗽を伴わない非定型的な症状が多く、診断が困難とされています。
本検査は、迅速かつ簡易にできるLAMP法(核酸増幅法)を用いており、他の呼吸器疾患との鑑別および百日咳の早期診断に有用です。

異常値を示す主な疾患・状態

百日咳

保険点数

注 釈 百日咳菌核酸検出は、関連学会が定めるガイドラインの百日咳診断基準における臨床判断例の定義を満たす患者に対して、LAMP法により測定した場合に算定できる。